団体・法人情報organization
代表メッセージ
NPO法人あらた 代表 斎藤綠
「赤ちゃんからお年寄りまで障がいのある人もない人もともに胸襟を開いてふれあうまちづくり」
を目指し、昭和62年度にボランティア・サークルあらたは発足しました。これは現在もこれから先の未来も、変わらないメッセージです。
当初の活動は、調査活動を媒体としたまちづくり活動「福祉マップをつくろう」(1989)や、相談支援の窓口・社会資源の調査活動「どうすっで!」(1992)や障がい者との交流事業である車椅子バスケットをおこなっており、バリアフリー・ユニバーサルなまちづくりを老若男女の参加のもとボランティア活動として展開して参りました。
平成9年度からは「住み慣れた地域で日常生活の延長上にある心豊かな介護や支援」を目指し、琢成学区の皆様と地域のお茶の間、「民間介護の家たくせい」を立ち上げました。
平成11年10月20日には、福祉、人権、街づくりを掲げ「特定非営利活動法人あらた」として山形県から認証されました。
そして、平成12年度には、介護保険に参入しデイサービスと認知症高齢者グループホームを開所。また、酒田市の補助を得て障害者小規模作業所を開所しました。
それにより、インフォーマルな活動、無償のボランティア活動、たすけあい活動(有償のボランティア活動)と制度的なフォーマルサービスを統合した公益団体となりました。
その後、次々に変わる介護保険や障がい者に関わる法律に対応し、先を見据え、県や市、未来創造館運営などの委託も含め、地域のみなさまと共にご本人や介護者、一人ひとりのニーズに対応した幸せづくりを目指し、フォーマル、インフォーマルの活動を次々に展開して参りました。
昨今、認知症や複数の慢性疾患そして障がいを抱えながら地域で暮らす人が増加しています。私たちの活動は、その方たち自らの生活を自らが支える「自助」を支援すること(セルフケアサポート)が主体となります。
フロントサービス付き賃貸マンションの未来創造館を中心に「住まうこと」を追求し、生活の質を高めてきたことを地域に広げながら課題を解決するよう、まちづくりに邁進し、医療的ケアと社会的ケアを統合した「あらたとしての包括的支援システム」を構築、推進し、ミッションの具現化を図ってまいりたいと思います。構築事業のご紹介
- 組織を統括する理事会として、地域や組織にある課題を抽出解決し、新しい活動を生み出す機能の促進(毎月開催)
- 赤ちゃんからお年寄りまで障がいのある人もない人も相談できる総合的な相談窓口(アクセスポイント)の明確化とワンストップ化
- 地域を基盤とする組織間連携(高齢者・障がい者児への支援を中心に医療、看護、介護、食など多職種連携強化)
- 認知症予防活動(脳トレ・アクティビティ)を含むトータルな支援
- ご本人と介護者に対するフォーマルサービス(制度を利用したサービス)やインフォーマルなサービス(見守り・お食事サービス・お買い物サービス・サロン・研修会など)をコーディネートしたケアサポートの体系的な提供
- サロンやアクティビティを中心とした集いやデイサービス(予防、エンパワーメント、感情的・社会的交流を促す仲間づくりを重視)の継続提供
- 障がいのある青少年の活動する場の拡大(一般就労促進、清掃活動の専門化、パン屋さん活動の推進、定期的なバザーの開催、工賃向上、旅行等)
- あらた介護福祉士実務者養成学校の開校による地域人材の発掘育成
- 研修会や講演会、コンサート等の開催による人材の発掘育成、資質向上、交流
- 岩手県陸前高田市慈恩寺や、福島県伊達市や浪江町の皆様との交流を通した、災害ボランティア活動の推進
代表随筆集
No.10「シチズンシップ(市民)教育」山形新聞2011.12.18「日曜随想」
No.9「起業したのは社会的企業でした」山形新聞2011.11.6「日曜随想」
No.8「科学と日常の出会い」山形新聞2011.10.9「日曜随想」
No.7「認知症と共に生きる」山形新聞2011.09.04「日曜随想」
No.6「寄付の文化 山形から」山形新聞2011.07.29「日曜随想」
No.5「ブックスドクター」山形新聞2011.6.26「日曜随想」
No.4「餅屋は餅屋」山形新聞2011.4.17「日曜随想」
No.3「えっ結婚ですか?」山形新聞2011.5.22「日曜随想」
No.2「今ここで新しく」山形新聞2011.3.13「日曜随想」
No.1「めじょけねの~」山形新聞2011.2.6「日曜随想」
法人概要
名称 | 特定非営利活動法人あらた | ||||||||||||||||||||||||
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事業所 | 山形県酒田市東町一丁目15番地の25 | ||||||||||||||||||||||||
info@npo-arata.com | |||||||||||||||||||||||||
創業 | 昭和62年 | ||||||||||||||||||||||||
法人成立年月日 | 平成11年10月20日 | ||||||||||||||||||||||||
ミッション | 赤ちゃんからお年寄りまで、障がいのある方もない方も共に胸襟をひらいてふれあうまちづくりを目指します | ||||||||||||||||||||||||
役員 |
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※平成26年6月更新
NPO法人あらたの沿革
誕生
1987昭和62年
10月「様々な人たちがお互いに歩み寄り、思いやり、胸襟を開いてふれあう街づくり」を合言葉に、現状を改め、あらたな福祉社会を目指すボランティア組織として誕生しました。
1989平成元年
調査活動を媒体としたまちづくり活動「福祉マップをつくろう」発刊
1992平成4年
相談支援の窓口・社会資源の調査活動、酒田の生活相談ガイド「どうすっで!」発刊
1995平成7年
阪神淡路大震災のボランティア活動へ
民間介護の家たくせい小規模・多機能・地域密着型
1997平成9年
4月琢成学区において地域住民とともに「民間介護の家たくせい」を発足。
NPO法人取得
1999平成11年
10月認証NPO法人取得(福祉・人権・まちづくり)代表理事、齋藤緑。
事業所経営の開始
2000平成12年
介護保険事業と心身障がい者小規模作業所の運営を開始。現在、「民間介護の家 たくせい」において、認知症対応型共同生活介護のグループホームと、通所介護によるデイサービス、心身障がい者小規模作業所「たくせい」、たすけあい事業を運営。
2003平成15年
2月グループホーム「民間介護の家ひより」を開設
6月精神障がい者グループホーム「たかさご寮」を開設
7月知的障がい者デイサービス「民間介護の家たくせい」を開設
2004平成16年
10月認知症予防教室(認知症疑似体験)開始
11月「毎日介護賞」受賞・「山形県福祉のまちづくり支援活動の部」優秀賞受賞。新潟中越地震。現地にて災害ボランティアを行う。
2005平成17年
4月居宅支援事業所「ケアステーションあらた」開設 訪問介護事業所「ケアステーションあらた」開設(18年4月に訪問介護事業所「ヘルパーステーションあらた」と改名)
4月平成18年度福祉マップが県NPO法人協働事業に指定される。
2006平成18年
4月障がい児タイムケア事業「そよ風クラブ」開設
福祉マップが山形県NPO協働企画提案事業に指定される。
2007平成19年
2月法律改正により障がい児タイムケア事業「そよ風クラブ」から児童デイサービス「そよ風クラブ」となる。
3月「障がい者サポートセンターあらた」「障がい者ブループホーム・ケアホームたかさご寮」開設
9月未来創造館竣工。在宅介護部門が未来創造館へ移転。未来創造館 ミッション「優雅に わがままに しあわせに」
9月名称変更 デイサービス「民間介護の家たくせい」から「デイサービスあらた」に変更。 「デイサービスあらた」開設。グループホームに 「共用型認知症対応型通所介護」・「短期利用共同生活介護」開始 「レストラン未来創造館」開始
2009平成21年
9月山形県発達障がい児等早期発達支援事業「子育てサポートセンターあらた」開設
2010平成22年
9月あらた本部所在地を変更。 酒田市北新町一丁目一番4号 → 酒田市東町一丁目15番地の25
2011平成23年
3月東日本大震災 岩手県陸前高田市災害ボランティアを行なう。
6月たすけあい買い物サービス開始(山形県委託事業)
7月世代交流館建築開始
9月全国脊髄損傷者連合会 東北ブロック大会にボランティアスタッフとして参加
2012平成24年
3月名称変更 グループホーム「民間の家たくせい」→「グループホームあらた」に変更 精神障がい者グループ「たかさご寮」→「たくせい寮」に変更
- 1階 障がい者サポートセンターあらたが世代交流館へ移転。
- 2階 有料老人ホームあらた
- 3階 グループホームあらたが世代交流館へ移転
4月名称変更 グループホーム「民間介護の家ひより」→「グループホームひより」に変更。 放課後等、デイサービス「そよ風クラブ」、「有料老人ホームあらた」、相談支援事業「サポートセンターあらた」開設
9月ヘルパーステーションあらたがグループホーム「民間介護の家ひより」同一敷地内へ移転
2014平成26年
1月グループホームひより酒田市京田へ改築移転
3月たくせい寮が旧グループホームひより跡、酒田市船場町へ移転
9月あらた介護福祉士実務者養成学校開校
2015平成27年
3月ジョブセンターあらた(就労移行支援事業)酒田駅前の庄交第一ビル5階へ開設 「未来創造館福祉用品事業部」(福祉用具貸与・特定福祉用具販売) 開設
11月新未来創造館着工
12月訪問看護ステーションあらた開設
2016平成28年
3月就労継続支援A型開設
4月日和山カフェオープン
6月新未来創造館 竣工予定
ボランティアサークルあらたのあゆみ
1.目的
2.会員の状況
- (1)会員数 15人
- (2)職業状況 会社員、国家公務員、自営業者、教員、医療関係者、福祉施設職員、僧侶、学生、主婦
- (3)年齢構成 20歳代から60歳代
- (4)男女構成 男性が女性より多い
- (5)障害者と健常者で構成
3.定例会
- (1)日時:月2回 月曜日午後7時から9時
- (2)会場:酒田市身体障害者福祉センター
4.事務所
5.発足
6.活動の内容
- (1)「福祉マップ『車いす編』−私たちの酒田−」発行 昭和62年10月〜平成元年9月「さまざまな人たちがお互いに歩み寄り、思いやり、胸襟を開いてふれあうことができる、そんな街づくりをしたい」を合言葉に街の調査点検活動を進める。障害者用トイレマップ、公共施設や商店、マーケット、医療関係、金融機関の地図と説明、そして、交通機関や住宅の改造、車椅子の扱い方など情報を満載。A4版。2000部。北は北海道、南は沖縄まで広がった。
- (2)デフパペットシアターひとみ座の公演 平成元年10月〜平成3年6月聴覚障害者と健聴者が共同で作る人形劇団を招き、障害者も健聴者も大人も子どもも楽しめる劇を公演した。酒田市総合文化センター大ホール
- (3)「酒田市の相談ガイドブック『どうすっで』発行 平成2年〜平成4年行政・民間双方の情報を網羅した、健康・福祉・教育に関する相談ガイドブックを発刊する。「障害者になりたての一番辛いときになにの情報もなくて大変だった」という会員の声をきっかけに福祉サービスを調査し、情報を収集し編集した。A4版。
- (4)不登校児童と車椅子バスケットの交流 平成5年〜平成7年不登校児童の通うふれあい教室の生徒たちとの交流。子どもたちは生き生きと自分を表現するようになる。
- (5)やさしい街づくりキャンペーンポスター「福祉マップ『どこにあるの?』」 平成6年山形県障害者スポーツ大会に向けて、中学生からお年寄りまで障害のある人とない人と協力し合い、町を調査点検活動をし、ポスターをまとめる。全県下に発送。
- (6)青少年との車椅子バスケット交流 平成6年〜現在小学生・中学生との車椅子バスケットの交流を通して、障害者やボランティア活動を理解するとともに、前向きに生きる障害者から生き方を学ぶことを目的として企画実施している。
- (7)障害者によるグランドゴルフなど軽スポーツの実施 平成7年〜現在心身の健康のため楽しみながら実施している。
- (8)住宅バリアフリーへの取り組み 平成7年〜現在車椅子でも自立した生活が出来る。未来型住宅へ思考を変えていくよう啓発相談をする会員のバリアフリー住宅を建設。
- (9)障害者の情報のバリアフリーへの取り組み 平成8年〜現在パソコン通信や新聞の発行、手紙や葉書などで在宅の重度障害者と健常者との交流を企画実施。
- (10)精神保健ボランティアへの取り組み 平成8年〜現在研修会に参加したり、講演などで啓発をすすめる。民間介護の家でリハビリを試みる。
- (11)車椅子みがきの研修と実施 平成8年〜現在車椅子の分解掃除の仕方を研修する。
- (12)施設などでの文化活動のボランティアの実施 平成8年〜現在光風学園でのギターの弾き語りなど施設での活動をする。
- (13)デフパペットシアターひとみ座の公演 平成9年6月聴覚障害者と健聴者が共同で作る人形劇団を招き講演する。
- (14)ミニデイサービス民間介護の家たくせいの開設 平成9年4月〜平成12年3月在宅支援を目的とする。地域との連携協力のもとNPO活動として展開する。
- (15)上記を特定非営利活動法人あらたとして発展させ次の事業を開始する。
- 介護保険指定事業者
- デイサービス「民間介護の家たくせい」 グループホーム「民間介護の家たくせい」
- 酒田市補助事業
- 心身障害者小規模作業所「たくせい」